Salesforce（セールスフォース）はCRM（顧客管理システム）であり世界中で利用されているWEBサービスである。
一定のカスタマイズもできるので、営業の他にも利用している会社も多い。
Salesforceには「エクスペリエンスサイト」という名の機能がある。
これはWEBサイトを構築する機能で、あらかじめ用意されたビルダーを使ってWEBサイトを作ることができる。
ログイン機能もあり、Salesforceの中のオブジェクトのレコードを利用してタイルやリストを表示したりもできる。
表示する項目やレコードを制御するにはSalesforceの中のリストビューを用いる。
しかしそのリストビューがエクスペリエンスサイトにうまく反映できないことがある。
なぜフィルタを追加したのに一部ユーザーには反映できていないのか。
そこで今回はSalesforceリストビューのフィルタ条件変更がエクスペリエンスサイトに反映されない理由について紹介する。
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記事を読むメリット
Salesforceリストビューのフィルタ条件変更がエクスペリエンスサイトに反映されない理由がわかり、リストビューやエクスペリエンスサイトの設定が得意になる。
Salesforceリストビューのフィルタ条件変更がエクスペリエンスサイトに反映されない理由
Salesforceリストビューのフィルタ条件変更がエクスペリエンスサイトに反映されない理由、それは項目単位の参照権限が不足しているから。
リストビューのフィルタ項目に使用している項目の参照権限が無いと、フィルタが正常に動作しないのである。
リストビューのフィルタ条件として 項目Aが値aと一致したものを表示する という条件を設定したとする。
そしてユーザーXにはオブジェクトは参照できても、項目Aを参照する権限が無いとする。
その場合にユーザーXがエクスペリエンスサイトで当該リストビューを見ようとすると、項目Aが値aと一致したものを表示する という条件が無視されて、項目Aが値aと一致しないレコードも表示されてしまう。
「参照できない項目の参照をスルーして結果を表示してしまう」という、とても不思議な動きをする。
ではこの状態を解消するにはどうしたらよいのか。
対策
Salesforceリストビューのフィルタ条件変更がエクスペリエンスサイトに反映されない理由は項目の参照権限が不足だった。
対策としては項目への参照権限の追加となる。
「設定」から「プロファイル」のページを開き、対象のリストビューを使用するユーザーのプロファイルの詳細ページを開く。
プロファイルの中にオブジェクトの一覧が表示されているので、クリックして項目単位の参照権限のページに行き、参照させたい項目の参照権限にチェックを入れる。
リストビューのフィルタ条件を使うだけであれば、編集権限は必要無い。
まとめ
今回はSalesforceリストビューのフィルタ条件変更がエクスペリエンスサイトに反映されない理由について解説した。
Salesforceリストビューのフィルタ条件変更がエクスペリエンスサイトに反映されない理由、それは項目単位の参照権限が不足しているから。
リストビューの中でフィルタ条件に使用している項目に対して、ユーザーが参照権限を持っていないとフィルタが正常に動作しない。
対策としては利用ユーザーに項目の参照権限を付与することとなる。
他にもSalesforce関連の記事もあるので、もし気になるものがあれば見てみて欲しい。
参考
