Salesforce(セールスフォース)はCRM(顧客管理システム)であり世界中で利用されているWEBサービスだ。
WEBサービスでありながら、一定のカスタマイズ性があり、営業以外にも利用している企業は多い。
そしてSalesforceには特定の処理を自動実行する「フロー」がある。
商談レコード作成時に関連する子レコードを作ったり、営業活動を記録したらメールを送信したり、様々な処理を自動実行できる便利な機能である。
しかしこのフローを変更しようとすると保存ボタンが押せないことがある。
何故フローを保存できないのか。
そこで今回はSalesforceでフローの保存ボタンが無効化されて保存できない理由について紹介する。
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記事を読むメリット
Salesforceでフローの保存ボタンが無効化されて保存できない理由がわかり、フローを正しく使えるようになる。
Salesforceでフローの保存ボタンが無効化されて保存できない現象
まずSalesforceでフローの保存ボタンが無効化されて保存できない現象とはどんなものなのか。
Salesforceで「設定」を開いて、設定メニューから「フロー」をクリックしてフローのリストを表示して、その中から既存のフローを編集してみる。
すると以下のように「保存」ボタンが灰色になって押せなくなっており、保存ができない。
フローの保存ボタンが非アクティブで保存できない |
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何故フローが保存できないのか。
この状態でどうやってフローを更新すればよいのか。
Salesforceでフローの保存ボタンが無効化されて保存できない理由
Salesforceでフローの保存ボタンが無効化されて保存できない理由、それは有効化されたフローは上書きできないから。
Salesforceでは有効化されたフローは上書きできない。
ではどうすればフローを更新できるのか。
フローを更新するには「新しいバージョンとしてフローを保存する」ことになる。
「保存」ボタンではなく「別名で保存」のボタンを押すと以下のような画面が出てくる。
フローを別名で保存 |
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このように別フローではなく、同じフローの別バージョンとしても保存できる。
なので別バージョンで保存して有効化すれば更新したことになるわけだ。
参考
まとめ
今回はSalesforceでフローの保存ボタンが無効化されて保存できない理由について解説した。
Salesforceでフローの保存ボタンが無効化されて保存できない理由は、有効化されたフローは上書きできないから。
フローを更新するには「別名で保存」のボタンから新しいバージョンのフローとして保存すればよい。
他にもSalesforce関連の記事もあるので、もし気になるものがあれば見てみて欲しい。