Salesforce(セールスフォース)はCRM(顧客管理システム)であり世界中で利用されているWEBサービスである。
SaaSのサービスでありながら、一定のカスタマイズもできるので、営業以外にも利用している企業も多い。
Salesforceにはモバイルアプリがあり、WEB版とほぼ同等の機能を使うことができる。
そのモバイルアプリで以下のようなエラーメッセージが出て画面が表示できないことがある。
申し訳ありません。中断しました。 This page has an error. You might just need to reflesh it. Uncaught error in $A.run() [Unexpected token.]
リフレッシュするように促しているが、画面をリフレッシュしてもアカウントにログインしなおしても直らない。
同じユーザーがPCで同じ画面にアクセスしてもエラーは発生しない。
モバイルアプリを利用している他のユーザーにもエラーは発生していない。
なぜこのようなエラーが起こるのか。
そこで今回はSalesforceモバイルで「Uncaught error in $A.run() [Unexpected token.]」が出る理由について紹介する。
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記事を読むメリット
Salesforceモバイルで「Uncaught error in $A.run() [Unexpected token.]」が出る理由がわかり、エラーが出ても解決できるようになる。
Salesforceモバイルで「Uncaught error in $A.run() [Unexpected token.]」が出る理由
Salesforceモバイルで「Uncaught error in $A.run() [Unexpected token.]」が出る理由は何なのだろうか。
エラーメッセージで検索すると、以下のような原因が出てくる。
- 公式ではサポートされていない
- 権限が付与されていない
I have got the answer from Salesforce. It's because force:navigateToComponent is not supported by official.
翻訳
Salesforce から回答を得ました。force:navigateToComponent は公式ではサポートされていないためです。参考:Uncaught error in $A.run() : | Salesforce Trailblazer Community
これらのエラーを解決するには、アンケート回答オブジェクトでコミュニティが使用するゲストプロファイルの「作成」権限を有効にします。
しかし他のユーザーがSalesforceのモバイルアプリで表示できているページを、特定のユーザーが表示できないのは機能がサポートされていないからではない。
権限もPCで表示できているので、権限の問題でもない。
モバイルアプリだけで発生し、かつ特定のユーザーのみに発生している場合はこれらが原因ではない。
Salesforceモバイルで特定のユーザーのみ「Uncaught error in $A.run() [Unexpected token.]」が出る理由
Salesforceモバイルで、特定のユーザーのみ「Uncaught error in $A.run() [Unexpected token.]」が出る理由は何なのだろうか。
アプリの問題でもなく、権限の問題でもなく、特定のユーザーにのみ発生しているのであれば、それはそのユーザーの環境の問題だろう。
具体的には使用しているスマートフォンに原因がある。
恐らく使用しているスマートフォンのOSのバージョンが古いはずだ。
OSのバージョンが古いとSalesforceモバイルアプリの動作環境の条件を満たさずに、一部の機能が動作しない可能性がある。
古いOSのWEBブラウザでは動かせないjavascriptのコードがあるのだろう。
解決するにはOSの更新が必要となる。
場合によってはSalesforceモバイルアプリも更新が必要かもしれない。
まとめ
今回はSalesforceモバイルで「Uncaught error in $A.run() [Unexpected token.]」が出る理由について解説した。
Salesforceモバイルで「Uncaught error in $A.run() [Unexpected token.]」が出る理由として考えられる原因は以下の通り。
ココに注意
- スマートフォンのOSが古くてアプリの動作環境を満たしていない
OSが古い場合は、OSを更新したらエラーが解消する可能性が高い。
同じようなエラーに遭遇したら、その人のOSを確認してみるといいだろう。
他にもSalesforce関連の記事もあるので、もし気になるものがあれば見てみて欲しい。
参考