無料で使えるAlways FreeのDBで有名なOracle Cloud(オラクルクラウド)。
Oracle CloudにはDBだけでなくWEBサーバーとしても使えるコンピュートインスタンス(VMインスタンス)もある。
VMインスタンスを作成したはいいが、どうやってssh接続すればいいのか。
今回はOracle CloudのVMインスタンスにssh接続する方法を解説する。
Oracle CloudのVMインスタンスにssh接続する方法
Oracle CloudのVMインスタンスにssh接続する方法といっても、他のクラウド系の仮想サーバーへの接続と変わらない。
オラクル社提供のOracle Linuxインスタンスには、デフォルト・ユーザーのopcとしてログインできます。 opcユーザーにはsudo権限があります。
次のコマンドを使用することで、ユーザーはSSHを使用してデフォルト・ユーザーopcとしてインスタンスにログインできます。
ssh opc@ip_address -i private_key
参考:SSHを使用したOracle Linuxインスタンスへのアクセス[h]ttps://docs.oracle.com/cd/E83857_01/iaas/compute-iaas-cloud/stcsg/accessing-oracle-linux-instance-using-ssh.html#GUID-01F76367-64BC-48EA-8E80-8248776757EE
重要なのは以下の2点。
- 接続するユーザーは「opc」
- 秘密鍵を使う
秘密鍵はVMインスタンス作成時にダウンロードしているはず。
もしダウンロードしていなかれば秘密鍵は再表示できないので、VMインスタンスの作り直しとなる。
そして秘密鍵があればインスタンスの画面でパブリックIPを確認して、以下の内容でTeraTermマクロ用の ttl
ファイルを作れば簡単に接続できる。
もちろんTeraTerm以外のソフトを使ってssh接続してもよい。
username = 'opc' hostname = '(インスタンスのパブリックIP)' userkeyfile = '(秘密鍵ファイルの絶対パス)' portnum = '22' msg = hostname strconcat msg ':' strconcat msg portnum strconcat msg ' /ssh /2 /auth=publickey /user=' strconcat msg username strconcat msg ' /keyfile=' strconcat msg userkeyfile connect msg
「無効なホスト」エラーの場合は関連付けを変更
ちなみに「無効なホスト」エラーが出る場合は、ファイルとアプリケーション(TeraTerm)の関連付けが間違っているので関連付けの設定変更が必要となる。
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WEBサーバー設定
ssh接続できたらWEBサーバー設定を行うかと思う。
VMインスタンスへのnginxインストールしたい場合は、インストール方法を以下の記事に記載したので、もし参考になれば幸いだ。
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