社会が大きく変わり、今やリモートワークで働いているエンジニアは多い。
そしてリモートで働いていると気になるのが運動不足。
通勤の歩行さえしなくなると、いざ出社する時に駅まで歩くだけで息切れや動悸がしたりすることもあるかもしれない。
そして動悸は体内で血圧が高くなって感じるものだ。
ではこの症状が出たら運動をすればいいのだろうか。
今回は筆者が体験した本当に怖い動悸と高血圧の話を紹介する。
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第一章 朝の目覚めと動悸
それは2020年8月終わり頃。
コロナショックによるリモートワークの導入が進んで暫く経ったある日。
鼓動のタイミングでの圧迫感。
朝起きて朝食をとり、9時前にリモートワークを開始するまでの時間に動悸のようなものを感じ始めた。
しかし痛みというほどのものではなく、すぐにおさまるので特に気にしていなかった。
第二章 リモートワークと運動不足
2020年9月中頃。
朝に感じる動悸のような症状は変わらず。
すぐにおさまるのも変わらず。
あと気づいたのが、歩いたり、自転車を漕いだり、運動しはじめると症状を強く感じ、痛みを伴った。
この頃はリモートワーク続きで、朝夕の通勤歩行すら無くなったので、運動不足をかなり感じていた。
第三章 発覚する高血圧
運動不足疑惑の他に挙がった疑い。
それは高血圧。
家系的に高血圧の人間が多いので、自分にも高血圧の症状が出始めたのではないか。
平常時で計測してみると、上が140mmHgで下が90mmHg。
動悸状態で測ると上が150~170、下が100~110。
平常時でも基準値よりやや高く、動悸時は明らかに高血圧を示している。
仕事先でこの事を話すと
そして健康診断にて
先生、これどうでしょうか。
高血圧に対処する為に病院に行くことを決意した。
第四章 病院に行く
2020年10月中旬の某日。
ついに病院に行く。
ということで、近くの病院をピックアップし、循環器系の先生がいる日を選んで受診。
健康診断よろしく再度心電図やレントゲンをとる。
先生、これどうでしょうか。
そして踏み台昇降運動をしてから再度心電図。
紹介状書きますんでこれから大病院で検査してきて下さい。
血圧の相談に来たはずが、不穏な流れに。
第五章 再検査、そして明かされる病名
病院に行った同日。
促されるままに大病院に行き、循環器系で受付を行い再検査。
血液検査、心電図、レントゲン。
医師の診察。
そしてついに明かされる病名。
早急に手術が必要です。
そう。
最初の病院で疑われていたのは狭心症。
あの動悸症状は高血圧によるものではなかった。
実際は心臓の動脈が詰まりかけている「動脈硬化」のサインだったのだ。
狭心症(きょうしんしょう、angina pectoris)とは、虚血性心疾患の1つである。心臓の筋肉(心筋)に酸素を供給している冠動脈の異常(動脈硬化、攣縮など)による一過性の心筋の虚血のための胸痛・胸部圧迫感などの主症状である。なお、完全に冠動脈が閉塞、または著しい狭窄が起こり、心筋が壊死してしまった場合には心筋梗塞という。
その後、緊急救命病棟入りして手術が行われ、詰まりかけていた冠動脈を拡張。
経過もよくすぐに退院することができた。
【運動不足?】あるエンジニアの体験した動悸と高血圧の正体 まとめ
リモートワーク続きのある日の朝、動悸を感じて血圧を測ってみたら高かった。
家系的にも高血圧なので、動悸は高血圧から来るものかと思っていた。
少し歩いたり自転車を漕ぐだけで動悸に痛みを伴うのも、運動不足が原因だと思っていた。
実際は狭心症の症状で、心筋梗塞を起こす直前だった。
これ本当の話なの?
ていうか退院して病み上がりの状態でこれ書いてるもん。
症状は自覚してたのに「健康診断の後でいいか」って1ヶ月くらい放置してたから、さらに先延ばしにしてたらどうなってたことか。。。
オマケ1 入院前後のオススメアイテム
オマケ2 入院中にツイートしてた件
でも普段通りにはいかなかったからほぼ自動投稿かな。
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