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情報商材で失敗をしない為の「怪しいnoteの見分け方」

2020-11-08

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情報商材で失敗をしない為の「怪しいnoteの見分け方」

TwitterなどのSNSで色々な投稿を見ていると、情報商材の宣伝を目にすることがある。

よくある例としては以下のようなものがある。

怪しい情報商材の例

  • Twitterの運用方法
  • フォロワーの増やし方
  • SNSでマネタイズする方法
  • 誰でもできる物販
  • 勝率○○%の自動トレーディングソフト
  • タイトルからして怪しいものから、ぱっと見では魅力的な謳い文句のものまで色々ある。

    当然中には役に立たない詐欺のようなハズレの情報もある。

    しかし買う側の観点からすればなるべくハズレを引くのは避けたい

    そんなのどうしたらいいのさ

    結論から言えば、役に立つアタリ情報を確実に見分ける方法は無い

    しかし「アタリ情報には絶対にないある種の不自然さ」を見極めることで、「ハズレの可能性が高い情報」を避けることはできる。

    そこで今回は情報商材で失敗をしない為の「怪しいnoteの見分け方」について紹介する。

    この記事を書いている人


    ITエンジニアをする傍らIT系雑記ブログ「ITips」を書き溜めているブロガー。「ITips」は1年半くらい継続しており、収益は月に2000~4000円程に成長。有益な記事を提供しつつ自分の懐も潤う状況を目指して勉強中。Twitterアカウントの運用も試行錯誤しながら行っており、ツイートインプレッションは2020年10月に34万まで到達している。

    記事を読むメリット

    情報商材で失敗をしない為の「怪しいnoteの見分け方」がわかる
    筆者は情報商材自体は買ったことがないので、あくまで「本物だったらこうなるはず」という情況と矛盾する「不自然なポイントの見分け方」となります。


    情報商材で失敗をしない為の「怪しいnoteの見分け方」

    情報商材で失敗をしない為の「怪しいnoteの見分け方」

    では実際にどのようにして怪しい情報商材やnoteを見分ければよいのだろうか。

    見分け方としては主に以下の3点を見て、「不自然かどうか」を判断すると良い。

    情報商材の見分け方

  • 他者の評判
  • 具体的な内容の有無
  • 実践した人の実績


  • 他者の評判

    他者の評判

    まずざっくりと判断するには「他者からの評判」を見るといいだろう。

    売れている情報商材であれば当然購入者がいるわけで、その購入者からの評価がいくつかネット上やSNS上に上がっているはずだ。

    その際に注意したいのが「書かれている情報を鵜呑みにしない」こと。

    何故なら人は置かれている情況によって受け答えが変わるから。


    どういうこと?
    例えば友達に「ウチのレストランのレビュー書いてくれ」と頼まれて「可もなく不可もなく普通の味」とかいうレビュー書く?
    あー、書かないわ。忖度するわ。
    知り合いじゃなくても、何らかのメリットを先に受けてたらレビューも甘くなるよね
    まぁ良くしてくれる人には良い反応したくなっちゃうね
    返報性の原理ってやつですね
    ちなみにBrainだと紹介者へ紹介料が入る仕組みだから、中身が悪くても売れるものが拡散されるので、もっとひどいですよ


    そういうわけで他者のレビューをそのまま鵜呑みにするわけにはいかない。

    では誰の言うことを信じればいいのか。

    答えはコレ。

    「自分の親しい知人」を信じると良い

    余程割り切った人でも無い限り、親しい人間には本音で話す人が多いだろう。

    なのでもし親しい人が既に情報商材を買っていたら、それが良いものだったかどうか感想を聞いてみると良い。

    ちなみに「親しい」のレベルは「SNS上で何回か絡んだことがある」くらいで良い。



    「読んだ」と「買った」は違う

    丁度「超高額有料noteの拡散依頼」という内容のページを見つけた。

    この方はタイトルの通り超高額noteの拡散を依頼されたようで、以下のように書かれている。

    是非感想ツイートをして頂きたいと思い、ご連絡させて頂きました。
    もし承諾して頂ければ、記事のPDFファイルを添付してお渡します

    (中略)

    コンテンツを購入したわけではありませんので、「記事を読ませてもらいました」という書き方で感想が頂きたいです。 お手数おかけしますが、よろしくお願いします。

    とのこと!

    引用:超高額有料noteの拡散依頼 | 君はTwitterの闇を見たか


    つまり以下のような構造。

    フォロワーの多いユーザーが、一部のフォロワーに無料でnoteを配布し、サクラレビューをツイートしてもらう

    「読みました。オススメです!」

    何も知らない人はサクラとは知らず購入者の感想だと誤解する

    何も知らない人が超高額noteを買って損をする


    まさに効率よく騙す為のメソッドである。

    サクラレビューを依頼される方も、先に有料noteを貰っているので返報性の原理で無碍にしづらい。

    故に忖度したレビューを書いてしまう。

    そして感想はさておき、「買った」ではなく「読んだ」なので嘘はついていない

    グレーゾーンを突くTwitterの闇の部分が垣間見える。

    なので「買った」ではなく「読んだ」の感想は怪しいと思った方が良い。



    具体的な内容の有無

    情報を外から見分けるのに「具体的な内容の有無」も重要である。

    人は良いものを紹介したい場合に「どこが良かったか」を話したくなるものである。

    なので本当に良いものは具体的に「どこが良かったか」が漏れ聞こえてくるはずである。


    情報商材は情報がメインだから中身について話せないんじゃないの?
    中身を全部話したら問題だろうけど、映画のネタバレしない程度に紹介するような感じで5~10%くらいならって思うんじゃないかな
    まぁオープンな場所では無理だとしても、ダイレクトメッセージ(DM)でだったら一部くらい話せるでしょ。本当に良いものを紹介したいのだとしたら。
    そうかなぁ
    例えば、鬼滅の刃の劇場版を人に勧めたい場合、鬼殺隊や柱の説明くらいはするべ?
    あー、するわ


    もし購入者から具体的な内容についてのコメントがとれなくても内容を類推する方法はある

    「購入後の行動」を見ることだ。

    情報商材の内容を読むことで購入者の行動には何かしらの変化があるはず。

    特に内容が「SNS運用」であればTwitter上での動きが変わってくるはずである。

    なので購入者がわかれば、その購入者のツイートやブログの変化を見ることで情報商材の内容を推測することができる



    実践した人の実績

    情報商材の判断基準として「実践した人の実績」も重要だ。

    その情報商材を買って実践した結果どうなったか。

    良い情報商材であれば当然実践した人は良い結果を出せているはず


    購入者自身が「○○さんのnoteを実践したらこうなりました」のようなコメントをしていれば一定の信用度がある。
    (購入者の評価と同じで、自分と親しい人のコメントの方が信用できる


    しかし実際、実践した結果について報告している人を見たことは無い。

    あるのは買ったけど効果が無かったというパターンのみだ。



    具体例

    ここまで情報商材の不自然なポイントの見分け方を挙げた。

    ではここから実際にTwitterで見かける情報について考えてみる。



    モリヤ氏のnote

    情報商材で有名なもののひとつがモリヤ氏のnoteだろう。

    Twitterでアフィリエイト系のユーザーをフォローしていると必ずといっていいほど見かける情報商材である。

    「1日30分のTwitter運用で月100万円稼げる」というインパクトのあるサムネイルが印象的だが、29,800もする超高額商材でもある。

    この情報商材を先程の観点から分析してみる。


    2020年時点では精力的に活動していましたが、Twitterアカウントを見たところ2021年01月以降は活動をしていない模様
    別のお金稼ぎ方法を見つけたのか、それとも捕まってしまったのか



    他者の評判

    まず他者の評判であるが、モリヤ氏のnoteの口コミ評判はすごく高い

    色々な人が高評価のツイートをしている。

    • 読ませていただきました
    • オススメです
    • 実践したいです



    ただし筆者と親しい人で買っている人はまだいないので本音コメントは取れていない


    また注意したいのが、この中の誰一人として「購入した」とは言っていない。

    先に「読んだ」と「買った」の違いを述べたように、もしかすると彼らのレビューはサクラレビューかもしれない点を注意したい。



    具体的な内容の有無

    具体的な内容の有無については、ツイートしている人にDMで質問をしてみたが、回答は無かった

    具体的な内容についてのDM返答無し


    またnoteのレビューを見ると「条件付きで買い」と書かれている
    しかし内容については「マネタイズの方法が具体的に書かれている」と触れているが具体的な中身まではわからなかった

    モリヤさんはこの方法で月20万円稼げたかもしれませんが、他の誰がやっても同じように稼げるのか?というと、そこまでの確証には至りませんでした。

    参考:モリヤさんのTwitterマネタイズnoteレビュー|absorb|note


    具体的な内容についてのコメントが無いのであれば、読んだ人のTwitterの動きが「読みました」コメントの前後で変化したかどうかも見てみた。

    しかし以下のように色々なツイートをする人はいるが、「読みました」の前後で変化があるようには見えなかった

    • RTばかりしている人
    • おはようツイートや共感ツイートをする人
    • 自分の仕事の話をする人



    実践した人の実績

    そして「実践した人の実績」であるが、これは断言できるレベルで見たことがない。

    「読みました」ツイートは1ヶ月に10件以上見かけるのに、「読んだおかげで成果が出ました」ツイートは1件も見たことが無い

    ここはかなり不自然である。



    総評

    モリヤ氏のnoteについて購入してない状態で周囲を分析してみたところ以下のような結果となった。

    • 「読みました」と言っている人の評価は高い
    • しかし誰も「買った」とは書いていない
    • 具体的な内容についてはコメントを見てもググってもDMしても出てこない
    • 「読みました」ツイートはあっても「実践して成功しました」ツイートは無い

    もちろんこれだけの情報で中身の評価まではできないので、モリヤ氏のnoteを詐欺noteとは言えない。

    もしかしたら「読みました」のツイートの通りで有益な情報なのかもしれない。

    良い証拠も無ければ悪い証拠もない。

    しかし周囲の情況を総合すると中身や実績が見えないのでちょっと怪しい感じはする。


    あと高いし・・・
    情報商材の場合は購入前に中身が全然わからないから「安かろう悪かろう」というわけでもないからね。
    アタリの可能性が見えないなら「安いものから」となってしまうかも



    情報商材で失敗をしない為の「怪しいnoteの見分け方」 まとめ

    情報商材で失敗をしない為の「怪しいnoteの見分け方」 まとめ

    今回は情報商材で失敗をしない為に「怪しいnoteをどうやって見分けるか」について紹介した。

    気をつけるポイントは以下の3点。

    情報商材の見分け方

  • 他者の評判
  • 具体的な内容の有無
  • 実践した人の実績
  • 評判はなるべく親しい人に聴くと良い。

    具体的な内容が出てこないときは情報商材を「読んだ人」の行動を見ると良い。

    本当に良い商材であれば「読みました」の他に「実践して成果出ました」のコメントもあるはず。

    これらの点に注意して不自然なところが無いかをチェックすると「怪しげな商材」を避けることができる


    こ、これは有料級の情報なのでは・・・
    アホか!
    こんなの精々マイナスをゼロにするくらいの価値しか無いんだからお金なんて取れるわけないだろ
    せ、せやな・・・


    ていうか中身がある程度知れた方がリスクが少ないので、ぶっちゃけ評判の良い本を本屋で立ち読みして気に入った本を買う方が無難ではある。




    他にも「不適切サイトの通報先」などトラブル対応に関する記事もあるので、もし気になったら見てみて欲しい。


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