HDMI2.1(4K/120Hz)対応テレビの価格比較
各社のテレビ機種がHDMI2.1(4K/120Hz)入力に対応しているかどうか調べた。
ではどれが一番安くてお手頃なのか。
Hisenseを除いた機種を並べてみる。
画面サイズが異なると比較しづらいので、なるべく近いサイズで合わせてみる。
2022年3月のAmazon価格では以下の通り。
メーカー | 機種 | 画面サイズ | 価格 |
---|---|---|---|
ソニー | 50X90J | 50V型 | 152,500 |
REGZA | 50Z570K | 50V型 | 123,908 |
SHARP | 4T-C55DN1 | 50V型 | 112,800 |
Panasonic | TH-49JX850 | 49V型 | 120,480 |
LG | 50NANO85JPA | 50V型 | 89,800 |
実際に購入する際の値段は変わっていると思うが、同じ50V型の価格で見るとLGが飛び抜けて安い。
4K/120Hzにおける解像度半減現象
ちょっと気をつけたい問題として解像度半減現象がある。
4K120p信号を受信した際に、本来の4K(3,840×2,160)ではなく垂直解像度を半分にした3,840×1,080で描写されてしまうという現象だ。
“4K120p対応”と謳ったテレビであれば、4K/3,840×2,160・120fpsの信号をそのまま表示してくれるはずだが、一部のテレビでは、4K120p信号を入力した場合に限り、垂直解像度が半分(3,840×1,080相当)に間引かれてしまい、オリジナルの映像がフルに描写できていない、というのだ。
この記事ではソニー、パナソニック、REGZA、SHARP、LGの5社について確認しており、以下のような結果になっている。
メーカー | 回答 |
---|---|
ソニー | (明確な回答無し) |
パナソニック | 対処済み |
REGZA | 現象無し |
SHARP | 現象あり |
LG | 現象無し |
この結果からすると、4K/120HzにこだわるのであればソニーとSHARPは対応を待ってから買ったほうが良いだろう。
パナソニック、REGZA、LGは問題無さそうだ。
まとめ
今回は2022年3月現在のHDMI2.1(4K/120Hz)対応テレビまとめについて調査して紹介した。
2022年3月現在のHDMI2.1(4K/120Hz)対応状況は以下の通り。
調査結果
メーカー | HDMI2.1(4K/120Hz)対応 |
---|---|
ソニー | X85Jのモデル以上 |
REGZA | Z570Kのモデル以上 |
SHARP | DN1のモデル以上 |
Panasonic | JX850のモデル以上 |
LG | NANO85のモデル以上 |
Hisense | 2022年3月時点で未対応 |
ただしソニーとSHARPは垂直方向の解像度間引きがありそうなので、対応を待ってから買ったほうが良いだろう。
HDMI2.1(4K/120Hz)対応でコスパが良さそうなのはLGの 50NANO85JPA
。
他にもPS5に関する記事もあるので、もし気になるものがあれば見てみて欲しい。