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GCSの画像をデータポータルで表示する方法

BigQueryやその他様々なデータを表やグラフにして可視化できるサービスである「データポータル」(旧data studio)

表形式でデータを表示する際、URLから画像を表示させることもできる

ではGCSに保存した画像を表示させたい場合、どうすればいいのか。

今回は「GCSの画像をデータポータルで表示する方法」について紹介する。

この記事を書いている人


システムエンジニア、AIエンジニアと、IT業界で10年以上働いている中堅。PythonとSQLが得意。最近GCPを色々と習得中。

記事を読むメリット

  • GCSの画像をデータポータルで表示する方法がわかる

  • データポータルで画像を表示する方法

    まずはデータポータルで画像を表示する方法を紹介する。

    データポータルで画像を表示するには IMAGE() 関数を用いる。

    IMAGE() 関数の第一引数に画像のURLを設定すれば画像を表示できるので、表示するデータ側に画像URLを保存しておけばデータポータルで画像として表示することができる

    構文
    IMAGE(Image URL, [Alternative Text])
    パラメータ:
    Image URL - URL として評価されるフィールドまたは式。
    Alternative Text -(省略可)Text として評価されるフィールドまたは式。



    GCSの画像をデータポータルで表示する方法

    ではGCSの画像をデータポータルで表示するにはどうすればいいのか。


    GCSの画像パスをIMAGE関数に設定すればいいんでしょ?
    どんなURL?
    え?
    gs://(バケット名)/(画像ファイル名)
    じゃないの?
    ブブー
    違います


    GCSのURLというと gs://(バケット名)/(画像ファイル名) を連想すると思う。

    実際に gsutil のコマンドでGCSとファイル転送する場合はこのURLを用いる。

    だがデータポータルの場合は以下のようなURLになる。

    https://storage.cloud.google.com/(バケット名)/(画像ファイル名)
    


    なんで gs:// じゃダメなの?
    gs:// はGCS専用のURLみたいなもので、 IMAGE() 関数で呼ぶ場合はGCS以外に置いてある画像も対象にするから gs:// だと場所がわからないわけですね


    要はデータポータルはWEBブラウザで見るものなので、画像のURLはWEBブラウザで表示できるURLじゃないとダメということである。



    GCSの画像をデータポータルで表示する方法 まとめ

    今回はGCSの画像をデータポータルで表示する方法について紹介した。

    まずデータポータルで画像を表示するには、画像のURLを IMAGE() 関数にセットすればよい。

    そしてGCSの画像を表示するには以下の形式のURLを使うと画像として表示することができる。

    https://storage.cloud.google.com/(バケット名)/(画像ファイル名)
    


    データポータルを使いこなせればデータの傾向を分析したり、データ処理した結果を見たりするのに便利そうだね
    特にGCPを使っている場合はGoogleのサービス同士なので連携しやすいですね。
    BigQuery、GCS、データポータル(data studio)は身につけておくと色々役に立ちますよ




    他にもGCPのCloudFunctionsについての記事や、GCSをgsutilで扱う記事もあるので、もし気になったら読んでみて欲しい。

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