BigQueryやその他様々なデータを表やグラフにして可視化できるサービスである「データポータル」(旧data studio)。
表形式でデータを表示する際、URLから画像を表示させることもできる。
ではGCSに保存した画像を表示させたい場合、どうすればいいのか。
今回は「GCSの画像をデータポータルで表示する方法」について紹介する。
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記事を読むメリット
データポータルで画像を表示する方法
まずはデータポータルで画像を表示する方法を紹介する。
データポータルで画像を表示するには IMAGE()
関数を用いる。
IMAGE()
関数の第一引数に画像のURLを設定すれば画像を表示できるので、表示するデータ側に画像URLを保存しておけばデータポータルで画像として表示することができる。
構文
IMAGE(Image URL, [Alternative Text])
パラメータ:
Image URL - URL として評価されるフィールドまたは式。
Alternative Text -(省略可)Text として評価されるフィールドまたは式。
GCSの画像をデータポータルで表示する方法
ではGCSの画像をデータポータルで表示するにはどうすればいいのか。
gs://(バケット名)/(画像ファイル名)
じゃないの?
違います
GCSのURLというと gs://(バケット名)/(画像ファイル名)
を連想すると思う。
実際に gsutil
のコマンドでGCSとファイル転送する場合はこのURLを用いる。
だがデータポータルの場合は以下のようなURLになる。
https://storage.cloud.google.com/(バケット名)/(画像ファイル名)
gs://
じゃダメなの?gs://
はGCS専用のURLみたいなもので、 IMAGE()
関数で呼ぶ場合はGCS以外に置いてある画像も対象にするから gs://
だと場所がわからないわけですね要はデータポータルはWEBブラウザで見るものなので、画像のURLはWEBブラウザで表示できるURLじゃないとダメということである。
GCSの画像をデータポータルで表示する方法 まとめ
今回はGCSの画像をデータポータルで表示する方法について紹介した。
まずデータポータルで画像を表示するには、画像のURLを IMAGE()
関数にセットすればよい。
そしてGCSの画像を表示するには以下の形式のURLを使うと画像として表示することができる。
https://storage.cloud.google.com/(バケット名)/(画像ファイル名)
BigQuery、GCS、データポータル(data studio)は身につけておくと色々役に立ちますよ
他にもGCPのCloudFunctionsについての記事や、GCSをgsutilで扱う記事もあるので、もし気になったら読んでみて欲しい。