2021年05月29日に発売された「プログラミング未経験の文系が独学で年収1000万itエンジニアになるための入門書」という本。
これが物議を醸し出している。
今回はそんな未経験の文系が独学で年収1000万ITエンジニアになる本の評判について紹介する。
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記事を読むメリット
未経験の文系が独学で年収1000万ITエンジニアになる本の評判がわかり、目立つキャッチコピーに騙されにくくなる。
未経験の文系が独学で年収1000万ITエンジニアになる本とは
未経験の文系が独学で年収1000万ITエンジニアになる本。
それは2021年05月29日に発売された「プログラミング未経験の文系が独学で年収1000万ITエンジニアになるための入門書」というタイトルの書籍。
著者はプログラミングスクール「ウェブカツ」を運営している会社「合同会社ゼロワン」の代表社員(≒社長?)の齊藤和樹氏。
出版は秀和システム。
タイトルに「未経験」「文系」「年収1000万」と、強烈なキャッチコピーが入っている。
それだけでなく、帯にも
というこれまた強烈な煽り文句が書かれて話題となっている。
未経験の文系が独学で年収1000万ITエンジニアになる本の評判
「プログラミング未経験の文系が独学で年収1000万ITエンジニアになるための入門書」
本当に年収1000万円のITエンジニアになれるなら絶賛モノだが、評判はどうなのか。
Twitter上の評判
Twitter上の評判をピックアップすると以下のような意見が見られた。
プログラミング未経験の文系が独学で年収1000万ITエンジニアになる「ための入門書」
ですからねぇ、年収1000万円を匂わせつつもタイトルで逃げている
(稼げるとは言ってないwww)案の定Amazonの評価は自社スクールの宣伝ばかりと散々でしたわ
— ソリュエイ(ソリューション営業の呟き) (@WJQnQtt3oa376i2) August 27, 2021
今話題の本さらっと読んだ
わし「HTMLCSSやPHPの独学の勉強法か、ふむふむ🤔🤔わりかしおすすめの本とか乗ってたりわりかしまともやんけ」
第4.5章「あらためてプログラミングスクールの価値を考えてみる(宣伝)」
— ぴえぴええん子@新卒1年IT初心の病気 (@satasan_1nenSE) August 28, 2021
第二章あたり…
SIerてそんな簡単に雇ってくれるの?https://t.co/WeZLUFSOrk— sat (@sat01281) August 27, 2021
「プログラミング未経験の文系が独学でプログラミングオタクになるまでの入門書」とかなら読んでみたい
バカと文系が並列に並べ慣れてるとこが不快だなぁ https://t.co/0bE8B9m911
— はぁこ🌸0歳児育児&仕事復帰 (@paco_itengineer) August 27, 2021
実際に読んだ人によると、途中から自社のプログラミングスクールの宣伝になる模様。
また煽り文句を不快に感じている方もいる。
Amazonの評判
Amazonの評判を一部抜粋して引用するとこのようなものがあった。
著者が主催するプログラミングスクールの宣伝を目的とした本です。
本書を読んでも独学で年収1000万ITエンジニアになる方法は得られません。参考:宣伝本
人を雇う立場で考えると、独学で学んできた人にいきなり1000万円を払うことはほぼあり得ません。
つまり、タイトルを見るだけで、人を煽っていることが見え隠れする本。
さらに「入門」という言葉をつけることで、具体的な方法論がないことの逃げ道にしつつ、最終的にはスクールに入れ込む。そんな意図が見え隠れしますね。
実際の本の中身もスクールの宣伝です。なぜ秀和システムがこの本の出版を決めたのか。。
読むだけ時間と金の無駄です。
そんな暇と金があったらオライリーの本でも買いましょう。
評判としてはTwitterと同じような感じで、「この本自体がスクールの宣伝用の本であり、読んでも年収1000万円のITエンジニアにはなれない」模様。
他にも出版社である秀和システムが「何故出版を決めたのか」についても疑問を投げかけるコメントがあった。
たしかにこの本が広告であるなら、客に有料で広告を買わせるというのは出版社の活動としておかしい気もする。
まとめ
今回は未経験の文系が独学で年収1000万ITエンジニアになる本の評判について紹介した。
「未経験」「文系」「年収1000万」だったり、「バカと文系はプログラマーになれ!」だったり、強烈な煽り文が目を引く書籍だが、読んだ人によると中身は自社プログラミングスクールの宣伝とのこと。
これを読んでも年収1000万のITエンジニアにはなれないので、もし年収アップを目的にこの本を手にとったらちょっとガッカリするかもしれない。
他にも気をつけないと損をしてしまいそうな罠に関する記事があるので、よければ参考にしてほしい。