ブログ(WordPress)を多言語対応させたい。
自分のブログを英語や中国語の利用者にも読んで欲しい場合、多言語化を検討することになる。
今回は多言語化の方法を紹介する。
多言語化の方法
多言語化には大きく分けて2つの手段がある。
- 言語ごとに記事を分けて書く
- 翻訳機能を持たせる
言語ごとに記事を分けて書く
自分で言語ごとに記事を分けて書くので、労力がかかるが実は確実に効果がある方法。
Googleで検索していると気付くかも知れないが、検索エンジンはユーザーの居住地を考慮して検索結果を出している。
日本語を母語とするユーザーには日本語の検索結果を出すし、日本に居住しているユーザーには日本のサーバーにあるページを優先的に提示している。
つまり労力を考慮しなければ
- 対象とするユーザーの母語で記事を書き
- 対象とするユーザーの居住地にあるサーバーで運用する
を行うとSEO的には正しいことになる。
翻訳機能を持たせる
わざわざ複数記事を書くのが大変であれば、翻訳機能を持たせるという手段もある。
以下のサイトに紹介されているようにWordPress用に様々なプラグインが存在する。
WordPressでここまでできる!Webサイトを多言語対応するプラグイン7つ - WPJ
オススメはGoogle Language Translator
プラグインの比較はしていないが、Google Language TranslatorであればGoogle製なのでオススメ。
使い方は以下の通り。
- WordPressのメニューから
プラグイン -> 新規追加
でGoogle Language Translatorを探してインストール - WordPressのメニューから
設定 -> Google Language Translator
で設定画面を開く - 設定画面で母語(original language)を選択して、翻訳したい言語にチェックを入れる
ここまで行うと、ブログの画面左下に下のような「Translate」のメニューが表示される。
さらにヘッダーやサイドバーなどに翻訳メニューを表示したいときはGoogle Language Translatorウィジェットが追加されているので、ウィジェットを組み込む。
外観 -> ウィジェット
まとめ
- 多言語化の方法は「自分で書く」か「プラグインで翻訳する」
- プラグインは
Google Language Translator
がオススメ