Windowsで自分のマザーボードを確認する方法。
PCの内蔵パーツを買い換える際、目的のパーツが自分のPCで動作するかどうか確かめてから買うだろう。
その為には自分が使っているマザーボードが何か知る必要がある。
今回はそのマザーボードの確認方法について書く。
マザーボードって何?
Wikipediaによるマザーボードの説明は以下の通り。
要するにPCの中に入っている大きな基盤である。
この基礎となる基盤にHDDやCPU、メモリ等を接続して組み立てた物がPCとなる。
マザーボード (英: motherboard) とは、コンピュータなどで利用される、電子装置を構成するための主要な電子回路基板。MBと略される。メインボード、システムボード、ロジックボードとも呼ばれる。
マザーボード - Wikipedia
何故マザーボードの確認が必要?
マザーボードは機械、パーツも機械。
機械と機械を繋ぐには規格やバージョンが合ってないと正しく動作しない。
確認を怠ると以下のような事態を招く事になる。
- パーツ買ったけどマザーボードに接続できないものだった
- パーツ買ってマザーボードに接続したけど動かなかった
前回の記事でGPUの購入を推奨しているが、『買ったけど動かなかった』となってしまうと悲しいので自分の環境で動くモノを買いたい。
-
【GPU】グラボの『買い時』とその理由【2019年】
このような悲劇を避ける為に、事前に自分のPCのマザーボードを確認しておく必要がある。
マザーボードの確認方法
確認方法は4種類ある。
上の確認方法は難しく、下に行くほど簡単に確認できる。
- 物理的に確認
- 起動時に確認
- コマンドで確認
- ツールで確認
[方法1] 物理的に確認
PCのネジを外して物理的に開けて、中のボードを確認する方法。
ボードのどこかに書かれている型番を確認する。
PCを開ける手間が掛かって面倒な上に知識が必要なのでオススメしない。
[方法2] 起動時に確認
PCの起動時、Windowsが立ち上がる前にメーカーのロゴのようなものが表示されるので、それを確認する方法。
その際F2やF10などを押してBIOS画面を起動できればゆっくり確認できる。
しかしBIOS画面の起動に失敗すれば、再度確認する為に再起動が必要になるので、これも面倒なのでオススメしない。
[方法3] コマンドで確認
コマンドプロンプトから確認する方法。
まず画面左下の Windowsボタン
、もしくはキーボードの Windowsキー
を押した後に以下を入力して コマンドプロンプト
(黒い画面)を起動する。
cmd
その後、コマンドプロンプト上で以下のコマンドを入力すると Product
の欄にマザーボードの型番が表示される。
wmic baseboard get product, manufacturer, version, serialnumber
再起動もいらないし割と簡単なのでオススメである。
[方法4] ツールで確認
DirectX 診断ツール(dxdiag)の画面から確認する方法。
まず画面左下の Windowsボタン
、もしくはキーボードの Windowsキー
を押した後に以下を入力して DirectX 診断ツール
を起動する。
dxdiag
そして表示された DirectX 診断ツール
の以下項目にマザーボードの型番が表示される。
システム -> システム情報 -> システムモデル
恐らくこれが最も簡単な確認方法。
まとめ
- PCの内蔵パーツを買う際には事前にマザーボードと互換性があるか確認が必要
- マザーボードのを確認するには
DirectX 診断ツール
から確認するのが簡単