人々を苦しめる目に見えない粒子、花粉。
花粉症が発症すると鼻水が止まらなくなり、目はかゆみ続ける。
症状が重い人にとってはまさに地獄のシーズン。
どうにかして対策できないものか。
そこで今回は目がかゆくなる【花粉】から身を守る対策グッズと裏技について紹介する。
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目がかゆくなる【花粉】から身を守る対策グッズと裏技がわかり、花粉症の被害を軽減できる。
花粉症とは
花粉対策に入る前に、花粉症についてざっくりとおさらいをしておく。
花粉症というのはスギやヒノキのような「植物の花粉」が目や鼻に入ることで起こる免疫反応だ。
花粉症とは、鼻腔内に入ってきたスギ等の植物の花粉に対する免疫反応によって鼻水等の症状が引き起こされることをいい、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれます。メカニズムとしては、アレルゲンが鼻腔内の粘膜に付着すると、体内に抗体が作られマスト細胞という細胞に結合します。その後再びアレルゲンが侵入すると、マスト細胞からアレルギー誘発物質が放出されることにより鼻水等のアレルギー反応が引き起こされます。
花粉によって引き起こされる免疫反応なので、対策するには花粉をどうにかするか、免疫反応(アレルギー症状)をどうにかする必要がある。
一般的な花粉対策
花粉症を防ぐためには、花粉もしくは免疫(アレルギー)反応をどにかする必要がある。
まずはよく見られる一般的な対策を挙げていこう。
空気清浄機
花粉対策として、空気清浄機は有効な対策だ。
室内の空気から花粉を除去することで、花粉が体内に入る量を減らすことができる。
空気清浄機だとシャープのモデルがお手頃でいいかもしれない。
マスク
花粉対策として、物理的にシャットアウトするのはシンプルで強力な対策だ。
不織布マスクは呼吸で花粉を取り込むのを防いでくれる。
自分にフィットするものを使えばかなりの軽減効果が見込めるだろう。
最も有効なのは、マスクやメガネを用いて物理的に花粉が体内に入り込むのを防ぐ方法です。顔にフィットして隙間がないマスクを着用すれば、それだけで花粉を吸い込む量を6分の1まで減らすことができるとも。顔のサイズに合った立体型の花粉症用のマスクを選びましょう。目のかゆみが強い時は、花粉症用のメガネを使うのもおすすめです。
参考:不快な花粉症、 専門医に聞く“今すぐ”できる対策は? 完治を目指す治療法も | from AERAdot. | ダイヤモンド・オンライン
花粉対策メガネ(ゴーグル)
花粉症が目に来る人には、花粉対策メガネもオススメだ。
目の周りを覆ってしまえば花粉が目に入ることは無い。
直接的かつ有効な対策と言えるだろう。
網戸用フィルター
窓を開けて換気する際の花粉侵入を防ぐために、網戸に目の細かいフィルターをつけるというのも良いだろう。
室内に入る花粉を減らせればそれだけ被害を減らすことができるはずだ。
アレルギー症状を抑える薬
アレルギー症状そのものを抑えるのも、花粉対策のひとつだろう。
薬を摂取することでアレルギー反応を抑え、症状を緩和する。
有名どころだと アレグラ や アレジオン を飲むといいかもしれない。
ただし症状がひどい場合は耳鼻科に行き、市販薬よりも強力な薬を処方してもらう方が良いだろう。
目や鼻の洗浄薬
花粉の付着を防げないのなら、洗い流してしまうのも良い。
目ならアイボン、鼻ならハナノア等で丸洗いしてしまえば、付着している花粉もかなり減るだろう。
衣類用コロコロ
衣類から花粉を除去することも大事だ。
洋服用のコロコロを使えば、服に付着した花粉をいくらか取ることができるので、花粉対策になるだろう。
次ページは裏技編
ここまでがよくある正攻法の花粉対策。
次のページからはあまりやらない裏技的な対策についても述べていく。