Bingで自分のサイトを検索した際に
「一部の検索結果が削除されました」
とだけ表示され、検索結果に記事が全く表示されなくなった事はないだろうか。
これ、Bingからペナルティを貰っているので対処した方が良い。
検索結果に記事が表示されない
Bingにて site: (自分のドメイン)
で検索すると、通常は自分のドメインの記事だけ表示されるが、Bingペナルティの状態だと 「一部の検索結果が削除されました」 とだけ表示されて、記事が全く検索結果に表示されなくなってしまう。
ペナルティの原因
ペナルティの原因は大まかに言えば ガイドライン違反。
しかしガイドラインのどこに違反したのかわからなければ修正もできない。
完全に原因を特定する方法は無いが、原因の絞り方はあるので書いてみる。
ガイドライン
まずBingのガイドラインは以下のリンクから見ることができる。
その中に 「Abuse and Examples of Things to Avoid」 という項目があり、ペナルティの対象となり得る 『避けるべき例』 が記載されている。
- クローキング
- リンクスキーム、リンク購入、リンクスパム
- ソーシャルメディアスキーム
- メタリフレッシュリダイレクト
- 重複コンテンツ
- キーワードスタッフィング
- 誤解を招くマークアップ
これらの1つまたは複数に抵触するとペナルティの対象となってしまう。
Bingサポート
サイトの記事が検索結果から消えた原因をBingのサポートに問い合わせることもできる。
しかしサポートチームに問い合わせても、Bingクローラーの仕様が共有されていないのか、サポートチームは ペナルティの原因については教えてくれない 。
自分で推測していく必要がある。
参考:
【Bing】自サイトの非表示についてサポートに英語で問い合わせる | パソコン修理のエヌシステムBLOG
疑うべきは直近の作業
何かしらの理由があってペナルティが発生しているとしたら、疑うべきは直近の作業 である。
メールで問い合わせたサポート情報によると、Bingクローラーのペナルティ判定頻度は2~3週間に1回。
つまり2~3週間中に書いた記事、もしくは記事に影響する操作が原因である可能性が高い。
注意すべきはペナルティの 前日の記事または操作に限らない 事。
筆者の場合はリンクが原因だった
筆者もBingペナルティをもらってしまったことがある。
その際も原因がわからずに四苦八苦したが、直近の作業を思い返しながらペナルティの原因になりそうなところを修正していったところ、修正から数日後にペナルティが解除された。
筆者の場合はリンクが原因だったと思われる。
GitHub とブログ間の行き来が楽になるようにと、 readme.md
に関連する記事へのリンクを貼っていたが、これがリンクのガイドラインに抵触していたようだ。
readme.md
を修正しても過去のバージョンにはリンクが残ってしまうので、リポジトリごと削除して対処した。
まとめ
- Bingの「一部の検索結果が削除されました」の原因はガイドライン違反
- 修正するには直近2~3週間の疑わしい変更を削除すべし