新型コロナウイルスの発症疑いの場合、どこで検査できるのか?
検査機関はどこにあるのか。
どんな症状が出たら行けばいいのか。
もしもの場合に備えて情報を揃えておくと、本当に病気にかかった際に素早く動くことができる。
そこで今回は「新型コロナウイルスの疑いがある場合、どこで検査できるのか?」について調べてみた。
この記事を書いている人
記事を読むメリット
調査方法
調査方法としては王道だが国の発表を参考にしている。
自分はウイルスの専門家ではないので、根拠ない情報や自分の考えを述べると間違った情報を広めてしまう恐れがあるからだ。
したがって今回は厚生労働省の公表している情報、及び関連リンクに書かれている内容をピックアップした説明になる。
と思うかもしれない。
しかし政府関連のサイトというのはめちゃくちゃ読みにくい。
なので要所要所をピックアップして紹介したいと思う。
やってはいけない調査方法
逆にやってはいけないのが
誰かの言っている事を鵜呑みにすることだ。
根拠のない情報を信じて行動したり情報を拡散したりすると、関係のない品物が品薄になったり、効果がないものを飲食して健康に害が出たりするので、非常に危険だ。
参考
新型コロナウイルスの検査機関
新型コロナウイルスの問い合わせ先については厚生労働省のQ&Aの問28に書かれている。
帰国者・接触者相談センター
という場所に連絡すればいいようだ。
新型コロナウイルスへの感染のご心配に限っては、最寄りの保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください(問25参照)。
さらに問30で検査するための医療機関について書かれている。
センターに問い合わせると検査できる医療機関を教えてくれるとのこと。
「帰国者・接触者相談センター」では、皆さまから電話での相談を受けて感染が疑われると判断した場合には、帰国者・接触者外来へ確実に受診していただけるよう調整します。その場合には、同センターより勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することは控えてください。
帰国者・接触者相談センターってどこにある?
ではその「帰国者・接触者相談センター」とはどこにあるのか。
厚生労働省のページに各都道府県の帰国者・接触者相談センターへのリンクがある。
そこから自分の住む地域の最寄りのセンターを探すことができる。
同センターはすべての都道府県に設置され、24時間対応していますので、詳しくは、下記のホームページを覧ください。
相談する基準は?
場所がわかったら今度は相談する基準が気になるかと思う。
自分が連絡していいのだろうか。
どのような症状が出たら連絡するところなのだろうか。
これも厚生労働省のページに記載されている。
基本的には「37.5度以上の発熱が4日以上」が基準になる。
4日以上続くならただの風邪ではないということ。
さらに倦怠感や呼吸困難を伴う場合は重篤化の恐れがあるので、4日ではなく2日の段階で相談基準となる。
また同様に重篤化すると危険な高齢者や基礎疾患持ちの方も4日より前に相談を推奨されている。
判断基準
- 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合
- 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
- 高齢者をはじめ、基礎疾患ある、透析を受けている、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている
まずは相談してから
Q&Aにも書かれているように、検査の前に相談が重要。
自己判断で検査機関に行くと、逆に感染リスクがあったり、意図せずに重症患者より先に割り込みをしてしまう恐れがある。
心理的には検査をしたくても、自身の健康やコミュニティ全体の健康管理を考えたときに必ずしも自分が検査を受けることが最適ではない場合もある。
「帰国者・接触者相談センター」でご案内する「帰国者・接触者外来」には、新型コロナウイルス感染症が疑われる方が受診されますので、感染への不安から、適切な相談をせずに、これらの外来を設置している医療機関を受診することは、皆さんがコロナウイルス感染症でなかった場合に、かえって感染するリスクを招くことになります。
新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|厚生労働省
まとめ
新型コロナウイルスに関する相談や検査機関、相談基準については以下の通り。
いきなり最寄りの病院に行っても検査できない可能性が高いので、「帰国者・接触者相談センター」に相談しよう。
感染の疑いがあったら
- 感染疑いの相談を受ける「帰国者・接触者相談センター」が各都道府県に設置されている
- センターに相談すると検査できる医療機関を教えてくれる
- 相談の基準は「発熱37.5度が4日」
- 高齢者や呼吸困難症状があればもっと早く相談
感染の後よりも、まずは感染しない為の予防が大事。
マスク以外の感染予防グッズについての記事や、布マスクの効果についてまとめた記事もあるので、予防の参考にしてほしい。
あわせて読みたい