著作権違反を発見したので通報したい。
WEBの世界でときどき見られるのが著作権違反。
ブログのPVやYouTubeの再生数を稼ぐ為に、コンテンツを引用の範囲を超えてまるっとアップロードしているのも見かける。
しかし著作権違反は倫理にも法にも反するもの。
では通報先はどこなのか。
そこで今回は著作権違反を発見した場合にどこに通報すればよいのかについて解説する。
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著作権違反を発見した場合にどこに通報すればよいのかがわかる
著作権法違反は非親告罪になった
著作権については今まで権利者しか訴えが起こせない親告罪というものであったが、2018年から一定の条件下で非親告罪化されている。
現行著作権法第123条は、第119条、第120条の2第3号及び第4号、第121条の2並びに前条第1項の罪は、告訴がなければ公訴を提起することができない、と、規定している。しかし、後述の「TPP整備法による改正」に基づいて、一定の条件下で著作権等侵害等罪を非親告罪化する法改正案が可決成立し、非親告罪化規定が、TPP11協定発効日である2018年(平成30年)12月30日から施行された[18]。
著作権違反を発見した場合にどこに通報すればよいのか
では著作権違反を発見した場合にどこに通報すればよいのか。
「著作権違反 通報」で検索すると以下の政府広報ページが最初に出てくる。
.go.jp
だから間違いなく政府のページなんだけどさ...オンラインで通報可能なサイト
政府広報に載っているURLの中にも使えないページが結構ある。
例えば「■都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口等(警察庁)」と書かれたURLを開いてみると
なのでオンラインで通報可能なページを以下にピックアップした。
ACCS
対象はソフトウェア。
日本動画協会
こちらは動画が対象。
日本国際映画著作権協会 (JIMCA)
こちらは映画を対象とした情報提供フォーム。
日本国際映画著作権協会 (JIMCA) | パイラシーホットライン
日本レコード協会
日本レコード協会は音楽についての問い合わせフォームがある。
放送コンテンツ適正流通推進連絡会
こちらはテレビ番組についての情報提供窓口。
ホットライン テレビ番組著作権 放送コンテンツ適正流通推進連絡会
特許庁
特許庁にも情報提供フォームがある。
特に対象について書かれていない。
まとめ
今回は著作権違反を発見した場合にどこに通報すればよいのかについて紹介した。
著作権違反が一部非親告罪化したといっても、警察としては通報用の窓口が設けられていないのでオンラインでは通報できない。。
実態は各種コンテンツを管理する協会に情報提供するしかないようだ。
他にも悪質なコンテンツの通報先について調べた記事があるので、もし気になったら見てみるといいかもしれない。
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