悪質な訪問販売を見分ける方法が話題に!(なるといいな)
近頃は水道局職員を騙った訪問販売が増えているらしい。
家に入らせる前に撃退したいところだが、訪問販売の手口は年々巧妙になってきており、すぐに見破るのは難しいモノ。
そこで今回は訪問者が詐欺師かどうか簡単に見分ける方法を、論理クイズになぞらえて紹介する。
訪問販売とは
訪問販売とは言葉の通り「家まで来て商品を販売する商法」の事である。
訪問販売(ほうもんはんばい)とは、無店舗販売の一種で、販売業者のセールスパーソンが一方的に消費者宅に訪問し、訪問先で商品(権利、役務を含む)の販売活動を行う小売形態。訪問商法という呼び名も存在する。
訪問販売 - Wikipedia
訪問販売の危険性
危険性としては2点挙げられる。
- 懐に入り込まれているという不利
- 権威を騙り不安を煽られる
懐に入り込まれているという不利
懐に入り込まれている という不利な状況が問題。
家まで訪問されているので自宅を知られているという心理的不利。
さらには既に自宅にいるので、逃げ場がないという心理的不利もある。
そのような心理的に不利な状況で契約の交渉をしても消費者側にメリットのある契約をするのは難しいだろう。
権威を騙り不安を煽られる
なので訪問してきた人間を家には入れたくないのだが、悪質な訪問販売の常套手段として 権威を騙り不安を煽る というものがある。
役所など公的機関の人間であると身分を詐称して、あたかも家や人間に問題があるかのように語る。
制度や専門知識に詳しくない消費者は不安を煽られ不当な契約を結んでしまう、というものだ。
水道局関連の事例でも悪質な業者が屋内に入り込んで勝手に作業して高額な代金を請求するなどしている。
◎事例1 (詳細)
水質検査の結果を偽って不安をあおり、浄水器を取り付け高額な代金を請求された。取り外しを要求しても「外せない。」と言われ代金を払わせられた。
水道局職員を装った悪質な訪問販売や詐欺が多発しています! | くらしと水道 | 東京都水道局
悪質な訪問販売を見分ける方法
では悪質な訪問販売をどう見分ければ良いのか。
[ダメな例] 身分証の提示を求める
東京都水道局でも「診断員は、統一の制服及びネームプレートを着用しています。」と記載しているが、これはダメな見分け方である。
理由は簡単。身分証は偽造できるから。
偽造された身分証を信じて訪問販売の餌食になること請け合いである。
善人と悪人がいた場合、善人と悪人で明らかに異なるポイントで見分ける必要がある。
[良い例] 訪問者の写真を撮る
写真を撮るのは良い判別方法である。
悪人の心理として、『警察には追われたくない』。
身分証は偽造がバレても別の物を作ればよいが、顔は頻繁に変えることはできない。
従って自分の顔が記録に残り、警察に渡る状況は避けたいはずである。
なので家に上げる条件として「念のために写真撮らせて貰いますね」と言えばOK。
個人情報だの規程だのと色々理由をつけて断ろうとする場合は、警察を呼んででも家に入れずに追い返そう。
写真嫌いな正式な訪問者を追い返してしまう可能性も少しあるが、その場合は後日正式な連絡を貰った後に迎え入れよう。
判断のコツは『論理クイズ』
正直村と嘘つき村のクイズのように、自分の望む答えを判別できる設問や条件を設定すれば、正確な判断ができる。
今回の場合は 善人は許容し、悪人は嫌がる 条件として『写真を撮る』を挙げた。
他にもあると思うので考えてみるのもいいかもしれない。