最近世界中で感染が広がっている新型コロナウイルス。
感染を予防する為に多くの人がマスクを付けているが、マスクの他にも予防方法やグッズがある。
そこで今回は新型コロナウイルス対策の予防グッズについて紹介する。
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記事を読むメリット
新型コロナウイルス対策の予防グッズがわかり、感染リスクを抑えることができる。
新型コロナウイルスとは
新型コロナウイルスとは、その名の通りコロナウイルスの新種である。
コロナウイルスはウイルスの一種で、ヒトに感染すると酷い場合は肺炎のような呼吸器疾患を引き起こす。
有名どころだとSARS、MERSといったものもコロナウイルスである。
新型コロナウイルスの感染経路
コロナウイルスの感染経路は飛沫感染と接触感染がある。
飛沫感染
飛沫感染はくしゃみなどで飛散したウイルス付きの飛沫を口や鼻から吸い込んでしまい感染するもの。
接触感染
接触感染は感染者のくしゃみを拭いてウイルスが付着した手で触れた場所を、別の人が触れてその手で鼻や口を触ってしまい粘膜から感染するもの。
飛沫感染でも接触感染でも鼻や口の粘膜から感染する。
さらに目の結膜からも感染が疑われている。
新型コロナウイルスの予防法
ひとりひとりができる予防法としては、以下が挙げられている。
- 手洗い
- マスクの着用
新型コロナウイルスの予防グッズ
新型コロナウイルスの対策・予防グッズだが、以下のようなものが挙げられる。
新型コロナウイルスの予防グッズ
マスク
最初はやはりマスクだろう。
実際マスクをしている人が増えたし、ドラッグストアでもマスクの売れ行きが上がっているようだ。
またマスクは品薄が続いており、amazonでも同じ商品が次の日には入荷待ち状態になっていたりするので、数が足りなくなりそうなら早めの購入をしておきたい。
緊急事態宣言解除後はマスクの需要と供給のバランスが取れてきており、購入可能になってきています。
マスクのウイルス通さない能力は性能なら不織布の方が高いから。
除菌グッズ
除菌グッズもウイルス対策に有効。
アルコールでウイルスを殺菌します。
ただし飲酒には特に効果無し。
海外では誤解した人たちが有毒のメタノール飲んでなくなったりしているので注意。
加湿器
実はマスクで物理的に防御する他にも予防する方法がある。
それは湿度を保つことだ。
湿度の効果として、イメージ的には湿度がウイルスをやっつけてくれるような印象があるかもしれないが、実際は湿度を保つことで粘膜の防御力を保っている。
乾燥していると喉や鼻の粘膜のウイルスに対する防御力が落ちるので、湿度を保つことで防御力をキープする。
アメリカの研究で温度22度以上、湿度50%以上ウイルスの活動が弱まるという発表もあるので湿度を上げておくのは有効だ。
そして湿度を保つ為のグッズといえば加湿器である。
製品として空気関連でまず浮かぶのはダイキンだが、空気清浄機としてはシャープもよく見かけるのでこの2社が割と鉄板かと思われる。
非接触型温度計
新型コロナはウイルスなので、人から人へ伝染する。
故に人同士の接触を避けることも予防になる。
しかし直接の接触は避けることができても、体温を測るときの体温計は個人ごとに持っているわけでもないので、家族や施設で共有することになる。
そんなときに役立つのが非接触型温度計。
接触しないので使いまわしても感染リスクとなることは無い。
仕切り板
個人用の対策グッズではないが、アクリルの仕切板も対策には効果あり。
物理的に壁を挟むので仮に飛沫が飛んでも仕切板の向こうには届かない。
紫外線消毒器
紫外線による消毒はコロナに限らず様々な菌やウイルスへの対策に有効だ。
ただしウイルスだけ無くすような都合の良いものではなく、紫外線は人体にも有害。
当たれば日焼けして肌が荒れるし、当たりすぎれば皮膚がんにもなる。
なので紫外線の使い方としては、直接人体に照射するのではなく、使った道具などを殺菌する為に使おう。
買ってはいけないもの
感染拡大の不安が出てくると、不安につけ込んだ商品を売る会社も出てくる。
そのような会社が売る商品はあたかも素晴らしい効果があるような宣伝文句を使うが、科学的な根拠の無いので買ってはいけない。
今回の新型肺炎での注意するキーワードは 置くだけで除菌または身につけてるだけで除菌 。
二酸化塩素を発生させるグッズを部屋に置いたり首に掛けたりするだけで「空間を除菌できる」とうたった宣伝には根拠がなく、景品表示法違反(優良誤認など)に当たるとして、消費者庁は27日、販売する17社に再発防止などを求める措置命令(行政処分)を出した。
あたかも簡単に新型コロナウイルスから守ってくれそうな謳い文句ではあるが、そのような都合の良い商品は存在しない。
ウイルスや菌を無効化する素材はもしかしたらあるかもしれない。
しかしそのような素材は殺菌効果と共に高確率で人体にも有害である。
コロナウイルスのような人間にとって都合が悪いウイルスに狙いを絞って攻撃するには研究が必要である。
しかし今回のような変異により発生した新型ウイルスは、ITで言えば未対策脆弱性を突いたのゼロデイ攻撃のようなもので、これから対策研究を行う必要がある。
謎の会社が急に出てきて「この商品を持ってれば大丈夫」という状態はあり得ないのだ。
ちなみに「空間除菌」で商品検索するとこのような商品が出てくる。
新型コロナウイルス対策の予防グッズまとめ
新型コロナウイルスの対策として、手洗い、マスクの他に抵抗力を保つために加湿が重要。
感染予防グッズとしては加湿器がオススメ。
逆に安易な殺菌効果を謳う商品には要注意。
また新型コロナウイルスに感染が疑われる場合に、検査するにはどこに連絡したらいいのかまとめた記事や、夏のコロナ対策についてまとめた記事もあるので、こちらもご参考。