『映画 えんとつ町のプペル』公式サイト より |
---|
今映画『えんとつ町のプペル』が色々な意味で有名になっている。
ポジティブな面では、著名人が「面白かった」「感動した」と褒めている。
しかし一方で「マルチまがい」「宗教」「怪しい」「強烈な違和感」と怪しむ声もある。
どのような点が怪しいのか。
そこで今回は外から見た『えんとつ町のプペル』の怪しい点について解説する。
この記事を書いている人
記事を読むメリット
『えんとつ町のプペル』の怪しい点がわかる
外から見た『えんとつ町のプペル』の怪しい点
映画の外側から見てみると『えんとつ町のプペル』には以下の怪しい点がある。
プペルの「怪しい点」
順を追って説明していく。
チケットをサロンメンバーに大量に売っている
チケットの売り方が問題だ。
通常の映画のように観客が直接買うケースもあるのだが、西野氏のオンラインサロンメンバーが個人で大量に購入してたりする。
1人で80セット購入してしまった件はニュースになった。
キングコング西野くんのオンラインサロンに参加している彼は、そこで「映画チケットと台本を原価で購入して利益をのせて売る」というシステムを知り、1部3000円で購入する。
(中略)
失業保険を24万もつぎ込み、なんと80セットも購入してしまうのだ。参考:高い煙突から下りられなくなった自分に気づいていない若者【ラサール石井 東憤西笑】(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
捕まっていない詐欺師
『えんとつ町のプペル』は製作総指揮・脚本を西野氏が務めている。
そして西野氏は「捕まっていないだけの詐欺師」と大悟氏に言われていることが話題になっている。
その際に大悟が<西野のこと、捕まってないだけの詐欺師やと思ってる>と発言したことが最近また話題となっていた。映画『えんとつ町のプペル』の上映に際して、サロン会員が脚本つきチケットを大量に購入していることが明らかになったからだ。
参考:「まだ捕まってない」西野亮廣の「高圧的なエンタメ」批判に千鳥・大悟の答えは (2021年1月28日) - エキサイトニュース
実際にサロンを通じて怪しいクラウドファンディングを繰り返しており、その集金についてはかなり怪しいところがある。
宣伝でパワハラ
映画の宣伝に関して、業務時間外の深夜0時に吉本興業の担当者に連絡したうえ、『オメーの会社の作品を売るために奔走してくれてるんだよ!』とキレ散らかした挙げ句にLINEの内容を晒したのも大きく取り上げられた。
《オメーの会社の作品を売るために奔走してくれてるんだよ!》という、恫喝ともパワハラとも取れるようなLINEを深夜0時にマネージャーに送ったことで騒動となっている、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣。
サクラ記事を募集
そして周りの評価についても問題が出てきている。
クラウドソーシングのサイトに『えんとつ町のプペル』の感想記事を1つ19円という激安報酬で募集する案件が上がっているのだ。
金で感想を買う行為、まさしくサクラである。
大手クラウドソーシングサービスが「【えんとつ町のプペル】上映中の映画館に関する記事作成!」「『えんとつ町のプペル』の感想を募集しています!」「報酬目当てではなく、『プペルが面白かったから、ぜひみんなにシェアしたい』という気持ちをもった方向けのお仕事です」といった感想記事の作成の業務委託を複数掲載しているのだ。
その報酬はというと、ある依頼では「1850文字以上の記事で19円」というなんとも厳しい条件。
1記事19円………涙が止まらん😭 pic.twitter.com/URgy3YEzBY
— かのりん (@kanorin) February 14, 2021
1850文字書かせて19円…?
西野くん得意の一文字5円にしてあげたらええのに🥰
そもそも風俗街のプペルってそこまでの感想が書ける映画なのだろうか🤔 pic.twitter.com/JWvEFDVK59— 魂魄傀儡鬼神メメント森 (@mementomori0) February 14, 2021
西野亮廣さんは「どこかの映画レビューサイトが勝手に記事を書かせている」とTwitter上で完全否定されています。万一このやり方で募集をかけるとすれば、もっとスマートに募集しそうな気もしますよね。
参考:西野亮廣が依頼を完全否定、えんとつ町のプペル映画館の記事”1850文字以上で報酬19円”が話題に | 秒刊SUNDAY
確かに19円で記事を書かせるというのはこれまでの西野氏の動きからして違和感がある。
実際に「西野があなたを意識する件」というものを1万円で売っている模様。
「西野があなたを意識する権」ってマジかいな・・
ここまで来たら風呂の残り湯とか売り始めても驚かないぞ。https://t.co/0RAyp5pQjk pic.twitter.com/ZSTxes9x35— ジャポニスタン (@japonistan) February 14, 2021
賞賛している有名人が怪しい
賞賛している有名人もいるのだが、ちょっと怪しいメンバー。
- オリエンタルラジオ・中田敦彦
YouTubeチャンネルで教育系のようなコンテンツで「間違った知識」を拡散させている中田氏。
最近だと「老化を治して若返る」など薬事法に触れそうなラインを攻めている。
他にも
- 相方の梶原雄太
- 堀江貴文
- 脳科学者・茂木健一郎
と、なんともキナ臭い方々が賞賛している模様。
まとめ
今回は外から見た『えんとつ町のプペル』の怪しい点について紹介した。
映画の外側から見てみると『えんとつ町のプペル』には以下の怪しい点がある。
プペルの「怪しい点」
実際問題、特に違法という話は聞かない。
そして映画そのものは話題になっているし面白いという話も聞こえる。
しかし話題の背景にこのような怪しい点があると、ポジティブな話題も素直に信じるのが難しくなってしまう。
いくらマーケティングの為とはいえ、ギリギリを攻めすぎるのもどうなのだろうかと思わなくもない。
ちなみにとある人のレビューによれば、評価は良くも悪くも「普通」とのこと。