日本の夏は東京で35度を超える暑さになる。
30度を超える場合、エアコンが無ければ命に関わる。
そんな重要なエアコンのリモコンがもし壊れたり紛失したりしたら?
エアコンを動かすことができなくなりすごく困ることになるだろう。
メーカーからリモコンを取り寄せるにも時間がかかる。
ではエアコン無しで何日も過ごさなければならないのか?
実はすぐに対応できる方法がある。
今回はエアコンのリモコンが壊れたり紛失した場合の対処方法を紹介する。
エアコンのリモコンが壊れたり紛失したら
エアコンのリモコンが壊れたり紛失したらどうなるか?
冒頭にも述べたがエアコンを動かすことができなくなる。
エアコン本体には何故か物理スイッチが無い。
製品によってはあるのかもしれないが、一般的な家庭用エアコン本体にリモコン相当の操作が可能なスイッチが付いているのを見たことがない。
なのでリモコンが故障したり、紛失したりするとエアコン本体に異常が無くても操作する方法が無くなってしまう。
エアコンのリモコンはPCで言うところの無線キーボードか無線マウス。
PCの場合はキーボードやマウスが壊れたところで買い換えれば済むし、場合によっては有線の製品をUSB接続すれば動く。
しかしエアコンのリモコンは購入時にスペアなんか入ってないし、家電量販店に行っても同じリモコンがあるとは限らない。
このような末端部分が使えないだけで本体まで使用不可になるという、かなり可用性に難がある特徴があるのだ。
「リモコン紛失すると使えない」と書きましたが、強制運転する方法がありました。
本体のフィルタを開けると強制運転用のスイッチがあります。
日立製じゃなくても同じような仕組みになっているようです。
ちなみにリモコンが壊れているかどうかについては、赤外線を出す部分を携帯電話のカメラ越しに見ることで赤外線が出ているかどうかを確認することができる。
リモコンの故障、紛失時の解決方法
ではエアコンのリモコンが壊れたり紛失したら、本体ごと買い換えるしか無いのかと言われれば、そうではない。
リモコンの故障、紛失時の解決方法は存在する。
解決方法は単純で、「純正品ではない汎用リモコンを使う」ことだ。
エアコンのリモコンは製品ごとに形も違えばボタンも違う。
しかし主要な機能は共通だ。
- 電源のON/OFF
- 運転モードの切り替え
- 温度の上げ下げ
極端に言えばこの3つの操作ができれば最低限の利用は可能となる。
そしてリモコンからエアコンへ指示する信号は、メーカーの中ではほぼ共通だ。
(製品世代によって違ったりすることもあるが)
汎用リモコンは、これら主要メーカーの信号が記録されており、設定によって対象メーカーを選択することで、メーカーリモコンの代用品として使うことができる。
エアコンのリモコンが故障した場合、リモコンを紛失した場合にこの汎用リモコンが1つあれば、暑さや寒さを我慢しなければいけない状況を回避できるので、一家に一つくらいはあってもいいのかもしれない。
実際に筆者の実家では、複数部屋あるうちの1室のエアコンのリモコンに故障疑惑が出たときに汎用リモコンを購入して難を逃れた経験がある。
オススメの汎用リモコン
ではオススメの汎用リモコンはあるのかというと、基本的には「何でも良い」。
何でもいいというのは言葉の綾ではあるが、先に述べたようにエアコンに必要な機能は限られている。
そして製品によってユニークな機能は汎用リモコンには搭載されていない。
必然的に汎用リモコンの機能は同じようなものになるので、どれを選んでも似たようなものである。
注意する点としては以下になる。
- エアコンのメーカーに対応していること(必須)
- 温度設定(上げ下げ)のボタンが押しやすいこと
- 設定温度の情報が見やすいこと
後ろの2点は好みであるが、このような点にきをつけながら汎用リモコンを選べばいい。
参考までに汎用リモコンをいくつか挙げておく。
エアコンのリモコンが壊れたり紛失した場合 まとめ
エアコンのリモコンが壊れたり紛失した場合、その複数メーカーに対応した汎用リモコンを持っていれば代用できる。
故障時や紛失時に備えて1つあると便利。
特に部屋が複数ある家だと、1つ汎用リモコンがあるだけで、どの部屋のリモコンが壊れても対応できるので便利。
他にもエアコンの買い替え時期や製品の選び方、室外機が動かない場合の対応についてまとめた記事もあるので、もし気になったら参考にしてほしい。